JESCOホールディングスは、ベトナムの電気設備工事会社PEICO Construction Joint Stock Companyの株式65%を取得し、子会社化することを決定した。PEICOは、日系大手メーカーの現地工場からの工事受注などで実績を積んでおり、JESCOは南部ホーチミン地域を中心に電気設備工事を手がけてきた。取得価額は非公表で、取得予定は2022年5月下旬に変更された。M&Aアドバイザーとしては、JESCOのベトナム進出戦略の一環として、PEICOの強みを活かし、北部ハノイ地域での事業拡大を目指すことができると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。