JALCOホールディングスは、パチンコホール向け機器の開発・製造を手がけるSUNTACを子会社化することを決定した。7月1日にSUNTAC株式の36%を取得し、10月1日から12月末までに同社株式50%を追加取得する。取得価額は8600万円で、所有割合は86%となる。JALCOホールディングスは、パチンコホール運営会社向けに融資と不動産に関するコンサルティングサービスを提供しており、SUNTACの開発・製造力を取り込むことで、ハード面を含めた総合提案が可能になると判断した。
【M&Aアドバイザーのコメント】
JALCOホールディングスのSUNTAC子会社化は、パチンコホール向け周辺機器の開発・製造力を強化するための戦略的なM&Aである。パチンコホール業界は競争が激化しており、顧客ニーズに応えるためには、ハード面を含めた総合提案が必要である。SUNTACの技術力を取り込むことで、JALCOホールディングスは顧客満足度を高め、業界内での競争力を強化することができると考えら
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。