国際紙パルプ商事は、スペインのパッケージ製造会社Cohalグループ2社の全株式を取得し、子会社化することを決定した。取得価額や取得予定日は非公表だが、イベリア半島全土への事業展開や産業用ラベル分野への進出を視野に入れている。子会社化するのはAutoadhesivos Cohal, S.A.とGaralmi, S.A.で、スペイン中南西部を中心に事業展開している。M&Aアドバイザーとしては、国際紙パルプ商事の事業拡大戦略に合致する買収であると評価できる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。