INEST、連結子会社の株式一部をイーベース・ソリューションズへ譲渡
譲渡の概要
INESTは、連結子会社で飲食店向け予約ソリューション事業を展開するEPARK テイクアウト(東京都豊島区。売上高800万円、営業利益△1550万円、純資産8390万円)の所有株式の一部を、システム・インテグレーション事業のイーベース・ソリューションズ(神奈川県鎌倉市)に譲渡することを決議しました。
今回の譲渡により、EPARK テイクアウトに対するINESTの株式所有割合は90%から39%に引き下げられます。譲渡価額は5100万円で、譲渡予定日は2017年4月21日とのことです。
EPARK テイクアウトの事業内容
EPARK テイクアウトは、飲食店向けに予約ソリューションサービスを提供しています。近年の外食産業においては、テイクアウトの需要が高まっており、今後も成長が期待できる分野と言えます。今回の株式譲渡によって、事業をより柔軟に展開し、さらなる発展を目指す可能性があります。
イーベース・ソリューションズの狙い
システム・インテグレーション事業のイーベース・ソリューションズは、今回の譲受を通じて飲食店向け予約ソリューション事業を強化する狙いがあると考えられます。飲食店や小売業におけるデジタル化の波に対応し、ユーザーの利便性向上や新たなビジネスチャンスを模索していることが背景にあると推測されます。
譲渡に至る背景
株式譲渡の目的としては、INEST側の事業ポートフォリオの見直しや、経営資源の効率的活用などが考えられます。株式所有割合を減らすことでリスクを分散しつつ、関連事業とのシナジー効果を生み出すことが期待されていると思われます。
今後の見通し
飲食店のWEB予約やテイクアウトニーズは今後も高止まりする可能性があり、さらなる技術革新や事業拡大の余地があると考えられます。今回の譲渡によって、双方の企業がどのような協力体制を築き、新たなサービスを展開していくのか注目されます。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手から手数料を一切いただかず、譲渡後の資産を最大化できることを強みとしています。スムーズかつ効率的なM&A支援を行い、売主様の経営ビジョンや事業を大切にしながら最適な取引を実現するサポートを得意としています。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。