IGポートは子会社のジーベックの映像制作事業を、サンライズに譲渡することを決めた。ジーベックはアニメーション制作を主力とするが、赤字が長期化し、収益分配を得る版権事業でも補填できない状況が続いていた。業績は売上高17億8000万円、売上総利益△1億6400万円。譲渡価額は未確定で、譲渡予定日は2019年4月1日となっている。

M&Aアドバイザーのコメント:ジーベックの業績不振による譲渡は、IGポートの経営戦略の一環として行われたものと思われる。今後は、サンライズがジーベックの事業を引き継ぎ、どのような成果を出すかが注目される。