IBJは、旅行事業子会社のかもめの全株式を個人の原優二氏に譲渡することを決めた。譲渡価額は非公表で、譲渡予定日は2021年12月29日。新型コロナ禍の影響で海外への新婚旅行需要の回復には時間を要することが予想されるため、この決定に至ったとされる。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:新型コロナ禍による旅行業界の影響は深刻であり、需要の回復には時間がかかると予想されます。IBJがかもめの全株式を譲渡することで、事業の再編成や経営戦略の見直しを進めることができる可能性があります。今後も、旅行業界においては慎重な経営判断が求められるでしょう。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。