Gunosy、ブロックチェーン子会社の株式45％を福島良典氏に譲渡。MBOの一環で1億3500万円で取引。LayerXの経営不透明感による決断。Gunosyは引き続き株式5％を所有。

Gunosyは、ブロックチェーンに関するコンサルティングやシステム開発を手がける子会社のLayerXの株式45％を、LayerX社長の福島良典氏に1億3500万円で譲渡することを決定した。福島氏からのMBOの一環であり、譲渡予定日は2019年8月23日。Gunosyは引き続きLayerXの株式5％を所有する。ブロックチェーン市場の変化により、経営の先行きに不透明感が増している中、福島氏からの申し出があったという。M&Aアドバイザーとしては、今後のブロックチェーン市場の動向に注目し、両社の連携がどのように進展するかに注目したい。

記事監修者 : 濱田 啓揮

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。