GMOホスティング&セキュリティがコミュニケーションテレコムを完全子会社化へ
譲渡の背景と目的
GMOホスティング&セキュリティは、オフィスコンサルティングサービスを提供するコミュニケーションテレコム(札幌市。売上高8億9900万円、営業利益△200万円、純資産3億1800万円)を完全子会社化することを決定しました。狙いとしては、自社サービスの新たな販売チャネルを確保し、さらに営業ノウハウを獲得することで、より幅広い顧客層への対応を可能にする点にあるとみられます。
譲渡価額とスケジュール
今回の譲渡価額は1億8600万円となっております。譲渡の時期は2009年11月末を予定しており、今後の手続きが順調に進めば、GMOホスティング&セキュリティの新たなグループ体制として機能を強化していく見込みです。
コミュニケーションテレコムの動向
コミュニケーションテレコムは主にオフィス関連のコンサルティング業務を手掛けている企業で、売上高8億9900万円と一定の事業規模を誇ります。一方で現状では営業利益がマイナス200万円という課題を抱えており、今回の完全子会社化により、GMOグループの経営資源を活用したさらなる業績改善に期待が集まります。
新たな販売チャネルの展開
GMOホスティング&セキュリティとしては、コミュニケーションテレコムの既存顧客基盤やノウハウを取り込み、新たな販売チャネルを獲得することで、自社サービスの普及促進を図る狙いがあります。今後は両社の強みを活かし、より総合的なサービス提供を実現することが期待されます。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手から一切手数料をいただかず、譲渡後の資産を最大化することを強みとするM&A仲介会社です。豊富な経験とネットワークを活かし、売主様にとって最適なご提案とサポートを行なっております。将来の事業承継や企業価値向上をお考えの際は、ぜひご相談ください。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。