GMOペイメントゲートウェイの出資について
GMOペイメントゲートウェイは、アジアで銀行・企業向けモバイルソリューション事業やキャリア課金代行事業を展開するマレーシアのMACRO KIOSK Berhad(クアラルンプール。売上高23億3000万円、営業利益8200万円、純資産4700万円)の株式70%を取得し子会社化したと発表しました。
取得の概要
日本企業の海外進出支援を行うと同時に、現地銀行や大手企業に対する決済サービスの提供も強化することで、東南アジアでの事業領域の拡大を目指しています。取得価額は約11億2100万円で、取得日は2016年8月30日となっています。
背景と目的
東南アジアのEC市場は今後も成長が見込まれており、GMOペイメントゲートウェイは現地でのサービス基盤を強化することにより、グローバルな決済サービスへの対応力をさらに高めることを狙っています。その過程で、MACRO KIOSK Berhadが有するモバイルソリューションやキャリア課金代行事業は大きな強みとなると考えられます。
今後の展望
今回の子会社化によって、東南アジア諸国への進出を考える日本のEC事業者にとって、GMOペイメントゲートウェイのサービス利用はさらに利便性が高まることが期待できます。アジア全域への事業展開を加速させることで、さまざまな業種・業態の事業者への支援体制強化にもつながるでしょう。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手(売主様)から手数料を一切いただかないことを特長としています。譲渡後の資産を最大化するためのサポートに力を入れており、お客様のニーズに丁寧に応える体制が整っています。M&Aに関する無料相談や各種サービスの提供を通じて、より多くの企業と経営者に寄り添ったご支援を行っております。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。