GMOクラウドによるGMO GlobalSign Oy全株式譲渡の概要
譲渡の背景
GMOクラウドは子会社のGMOグローバルサイン(東京都渋谷区)と英GMO GlobalSign Ltd.が保有するフィンランドのセキュリティ関連ソフトウエア開発会社GMO GlobalSign Oy(売上高3億1700万円、営業利益46万9000円、純資産△1700万円)の全株式を譲渡することを決定いたしました。2014年に同グループへ傘下入りさせ、複数アカウントの統合管理および認証を行うIAM事業を開始しておりましたが、GMOグローバルサイン独自で事業を展開する見通しがついたことから、今回の譲渡が行われる運びとなりました。
譲渡価額と譲渡先
譲渡価額は約9億1100万円で、譲渡予定日は2016年9月30日です。譲渡先は、過去にGMOグローバルサインやGMO GlobalSign Oyなどで取締役を務めたPaul Tourret氏とSteve Waite氏となっております。譲渡と同時に両氏からGMOグローバルサインの株式を取得し、GMOクラウドは同社への出資比率を100%とする予定です。
譲渡後の見通し
GMOクラウドグループとしては、これまでのIAM事業で培ったノウハウを活かしつつ、グループ企業間での相乗効果を高めることで、さらなる事業拡大を目指してまいります。また、GMOグローバルサイン単独での事業運営により、認証およびセキュリティソリューションの一層の充実が期待されております。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることを強みとしております。M&Aに関する知見とネットワークを活かし、スムーズな譲渡手続きをサポートしながら、最適なご提案をいたします。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。