GMOクラウドによるUbisecure Solutions,Inc.の子会社化について

GMOクラウドは、フィンランドで認証管理やアクセス管理などのソフトウエアを開発するUbisecure Solutions,Inc.(売上高1億9000万円、営業利益261万円、純資産1970万円)の全株式を取得し、子会社化することを決定しました。セキュリティ認証関連の事業は今後さらなる拡大が見込まれており、今回の買収によって同分野の強化が狙いとなります。

Ubisecure Solutions,Inc.のソフトウェアについて

Ubisecure Solutions,Inc.(以下、Ubisecure)は、個別のウェブサイトやオンラインサービスの認証情報を一元管理できる製品を提供しています。また、一度の利用認証で連携する複数システムにアクセスできるシングルサインオン機能も搭載しており、利便性とセキュリティレベルの向上を同時に実現します。政府機関や金融機関など、幅広い業種での導入実績があるのも特徴です。

取得先となるGMOクラウド子会社と所有割合

今回の株式取得を行うのは、セキュリティーサービス事業を手がけるGMOグローバルサイン(東京都渋谷区)と英GMO GlobalSign Ltd.(ケント)の2社です。株式の所有割合はGMOグローバルサインが52.6%、GMO GlobalSignが47.4%で、取得価額の合計は約13億4000万円と発表されています。なお、取得予定日は2014年10月1日となっております。

GMOクラウドにとっての狙い

GMOクラウドは、今回の子会社化によりセキュリティ認証関連の事業を強化し、国内外でのサービス拡充を図ります。特に、これからのオンラインサービスにおいて重要性が増すユーザー認証やアクセス管理の分野で、更なる成長が期待されます。

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