GMOインターネットによるNIKKOの子会社化について
GMOインターネットは、インターネット広告会社であるNIKKO(東京都渋谷区)の株式66.7%を取得し、子会社化することを決議いたしました。NIKKOが実施する第三者割当増資をすべて引き受けるとともに、GMOインターネット代表取締役社長兼会長の熊谷正寿氏が保有するNIKKOの株式(所有割合40%)を譲り受けることで進められます。
NIKKOの特徴と業績
NIKKOは消費者と直結した双方向型のマーケティング手法を強みとしており、インターネット広告を軸にコンサルティングを行っております。2006年11月から2007年6月の8カ月間の業績では、売上高57億円、営業利益△1億2400万円、純資産△3300万円となっていました。
GMOインターネットの狙い
GMOインターネットは、NIKKOを取り込むことで検索エンジン活用マーケティング(SEM)の展開を強化し、インターネット広告の販売拡大を図る狙いがあります。こうした連携により、広告事業全体の強化と新たなマーケティングサービスの提供といったシナジー効果が期待されます。
取得内容とスケジュール
今回の第三者割当増資の引受額は8000万円、株式取得価額は4000万円で、取得総額は1億2000万円となります。取得予定日は株式が2008年5月20日、増資払込期日は2008年5月26日が予定されています。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手の皆様から一切手数料をいただかない体制を整えており、売主様の譲渡後の資産を最大化することを強みとしております。M&Aに関する専門的な知見と幅広いサポートをご提供し、より多くの方に満足いただけるM&Aを実現できるよう努めております。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。