GMOインターネットは、飲食店予約管理サービス「OMAKASE」の株式61.5%を取得し、子会社化することを決めた。OMAKASEは予約困難な人気飲食店に特化しており、GMOインターネットはEC支援事業や決済事業との相乗効果を見込んでいる。株式交付は、2021年3月1日に施行された改正会社法で制度導入されたM&Aの新たな手法で、自社株式を対価とする場合、株式を100%取得しなくても子会社化が行える。M&Aアドバイザーとしては、このような新たな手法を活用することで、M&Aの幅が広がり、企業の成長戦略に役立てることができると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。