GFA、美容脱毛サロン「キレイモ」をミュゼプラチナムに譲渡へ

GFAは、美容脱毛サロン「キレイモ」全28店舗を、同業大手のミュゼプラチナム(東京都渋谷区)に譲渡することを決定いたしました。昨年10月にGFAは、「キレイモ」を運営するヴィエリス(東京都渋谷区)から一部事業を取得していましたが、取得の主目的は経営支援先であったヴィエリス関連の債権保護でした。そのため、取得後の経営状況を見定めつつ、かねてより事業譲渡の相手先を探していた背景があります。

譲渡の概要

譲渡価額は当初未確定とされていましたが、2024年1月25日に9億円で確定したと発表されました。なお、譲渡の予定時期は当初2023年11月とされていましたが、下記の通り変更がありました。

譲渡完了予定の変更

  • 2023年11月17日:譲渡完了予定を2023年12月に変更と発表
  • 2023年11月30日:譲渡予定日が2023年12月11日になったと発表
  • 2024年1月25日:譲渡価額が9億円で確定したと発表

GFAとヴィエリスの取引背景

GFAは美容関連企業が保有する割賦債権の買い取りを金融サービスの一つとして手がけています。昨年6月にヴィエリスから割賦債権を取得しましたが、その後のヴィエリスの信用不安に伴う経営悪化を受け、取得した割賦債権の回収が厳しくなるリスクが高まりました。そこで、GFAはヴィエリスに対して貸し付けを行うなどの支援策を講じてきました。

しかしながら、ヴィエリスの経営状況は悪化の一途をたどり、GFAは昨年10月に「キレイモ」の一部事業28店舗を7億7000万円(貸付金の代物返済による決済方法)で取得していました。今回のミュゼプラチナムへの譲渡は、これらの一連の事情を踏まえた上での決定となります。

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