GFAが再生医療ベンチャー「ルミライズ」を子会社化

GFAは、再生医療ベンチャーのルミライズ(東京都千代田区。売上高507万円、営業利益△3880万円、純資産2億4100万円)の株式51%を取得し、子会社化することを決定しました。両社は今年7月に再生医療・細胞培養事業に関する戦略業務連携に向けた協議開始で合意しており、今回の子会社化はその合意を具体化した動きとなります。

ルミライズの概要

ルミライズは2021年11月に設立された企業で、日本大学が開発した脱分化脂肪細胞「DFAT」を用いた新しい治療法の開発を進めております。DFAT技術は再生医療の分野で期待されており、今後の臨床応用に向けてさらなる研究・開発が行われる見通しです。

株式取得の背景と目的

GFAは再生医療分野における市場拡大を見据え、ルミライズとの連携を強化して事業ポートフォリオを多角化する狙いがあると考えられます。ルミライズとしても、GFAからの支援を受けることで、研究開発や事業展開を加速させることが期待されます。

取得価額と日程

取得価額は当初未確定として発表されていましたが、2024年11月29日を取得予定日とし、株式51%の取得に向けて準備が進められていました。

追記事項(2024年11月29日公表)

2024年11月29日に開示された情報によると、最終的に取得価額は1億8000万円に決定し、同日一部の株式を取得する予定としています。その後、12月中旬に残りを取得する計画で、手続きを段階的に進める方針です。

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