G-7ホールディングスが、ミニスーパー「miniピアゴ」を運営する99イチバの全株式を取得し、子会社化することを決定した。取得価額は12億6500万円で、2020年4月1日に80%、2022年4月1日に残りの20%を2段階で取得する。これにより、G-7は首都圏での店舗拡大を狙う。99イチバは、ユニーとサークルKサンクスの共同出資会社で、狭商圏対応のミニスーパーとして展開してきた。ユニーは2019年1月にパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス傘下となり、99イチバをグループから切り離すことになった。
M&Aアドバイザーのコメント:G-7ホールディングスの99イチバ買収は、首都圏での店舗拡大を狙う戦略の一環として、業界内で注目される動きである。今後、G-7が99イチバのノウハウを生かし、ミニスーパー事業の強化を進めることが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。