FPGによるベルニナ信託の子会社化について
FPGは、信託業を営むベルニナ信託(東京都港区。売上高5200万円、営業利益△2億4100万円、純資産1億5200万円)の全株式を取得し、子会社化すると発表いたしました。ベルニナ信託は2009年に設立され、信託業法に基づく運用型信託会社の免許を保有しております。今後、金融商品やサービスの多様化を図るための戦略的な取り組みの一環として、取得価額7億8800万円で買収が行われる予定です。取得の実施は2014年10月から11月を予定しています。
ベルニナ信託の特徴
ベルニナ信託は、豊富な知識と経験を活かし、信託業法に基づく様々な信託サービスを提供してきました。2009年に設立後、運用型信託会社の免許を取得し、顧客の資産運用ニーズに応えられる点が強みだといえます。ただし、今回の発表にあるように直近での業績は営業利益△2億4100万円と厳しい状況となっています。
買収の目的
FPGがベルニナ信託を子会社化する目的は、金融商品・サービスのさらなる多様化を図ることにあります。信託業務を担うベルニナ信託の顧客基盤やノウハウを取り込み、シナジー効果を発揮することで、FPGグループ全体としての事業拡大が期待されています。
取得価額とスケジュール
本件での取得価額は7億8800万円と公表されており、今後2014年10月から11月にかけて手続きが進められる予定です。買収完了後は、FPGの子会社としてベルニナ信託が新たな体制で事業を継続するとみられます。
株式会社M&A Doのご紹介
当社ではM&Aに関わる売り手様から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化することを強みとしております。専門的な知識と幅広いネットワークを活かし、売却企業の最適なマッチングをサポートいたします。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。