FIGによるケイティーエスの子会社化について
FIGは、映像・ITシステム開発を手がけるケイティーエス(大分県杵築市)を株式交換により子会社化することを決議いたしました。ケイティーエスは、売上高21億4000万円、営業利益1億4900万円、純資産5億200万円を有する企業であり、1981年の設立以降、従業員約120人を擁しております。
ケイティーエスの事業内容
ケイティーエスは、ビジネスホテルやシティホテルなどホテル業界を中心に、客室のマルチメディアシステムなどの宿泊者向けサービスや監視カメラ、リネンシステム(客室清掃管理)、施設混雑案内システムといった各種システム開発を手がけています。全国で約8万室への導入実績があり、定額制のシステム利用料によるストックビジネスを展開している点が大きな強みです。
FIGによる子会社化の目的
FIGは、既存の商用車を中心とした車載市場においてサービス契約台数約12万台の顧客基盤を保持しています。今回、ケイティーエスが強みとするホテル分野を取り込むことにより、顧客基盤のさらなる拡大とサブスクリプション(定額)型ビジネスの強化を図る考えです。
株式交換比率とスケジュール
今回の株式交換比率はFIG1に対してケイティーエス119となり、ケイティーエスの1株に対してFIGの119株を割り当てる形となります。株式交換予定日は2019年10月31日であり、今後の動向に注目が集まっています。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手様から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化することを強みとしております。M&A案件のご相談から譲渡の完了、その後のフォローまで一貫したサポート体制を整えており、安心してご依頼いただけるパートナーとして実績を積み重ねております。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。