FDKは、インドネシアでアルカリ乾電池を製造する子会社の全株式をEnergizer International Group B.V.に譲渡することを決めた。国内市販ビジネスに集中する方針であり、譲渡価額は約7億5300万円。譲渡予定日は2020年10月1日。
M&Aアドバイザーとしてのコメント：FDKが国内市販ビジネスに集中する方針を打ち出し、海外子会社の譲渡を決めたことは、経営資源の集中化に向けた戦略的な判断と言える。今後は、国内市場での競争力強化に注力することが求められる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。