FCホールディングス、地球システム科学を子会社化へ
FCホールディングスは、建設コンサルタント事業を展開する地球システム科学(東京都新宿区。売上高9億2800万円、営業利益8400万円、純資産2億3200万円)の株式96.9%を取得し、子会社化することを決定しました。取得予定日は2020年4月3日で、取得価額は非公表とされています。
地球システム科学の概要
会社の沿革と事業領域
地球システム科学は1991年に設立されました。海外では国際協力機構(JICA)などと連携したODA(政府開発援助)事業の計画策定や調査、設計、技術協力プロジェクトなどを手がけています。国内では地質・土木関連の調査、物理探査、防災関連業務などを行い、多岐にわたる建設コンサルタント業務を展開しています。
FCホールディングスへのシナジー
FCホールディングスは道路、交通、鉄道分野を主力とする建設コンサルタント業務を展開し、近年は防災や河川などの水資源事業や環境ビジネスの拡大にも力を入れています。同業ながら得意分野が異なる地球システム科学を傘下に取り込むことで、国内外での事業拡大を目指していると考えられます。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることが強みのM&A専門企業です。経験豊富なスタッフがサポートし、あらゆる業種の事業承継や譲渡を円滑に進めるためのお手伝いをいたします。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。