ERIホールディングスが構造総合技術研究所を子会社化
ERIホールディングスは、非破壊検査業務を行う構造総合技術研究所(大阪府東大阪市)の全株式を取得し、子会社化することを決定いたしました。構造総合技術研究所は1986年に設立され、高速道路や橋梁などの調査・診断に強みを持ち、非破壊検査分野で高い技術力を有しております。ERIは建築基準法上の建築検査で業界トップとして知られており、今回の買収により更なるシナジー効果が期待されます。取得価額は非公表、取得予定日は5月中とされております。
構造総合技術研究所の概要
構造総合技術研究所は、大阪府東大阪市に拠点を置き、売上高およそ1億8400万円、純資産1億3000万円という経営基盤を有しております。高速道路や橋梁の調査や診断、特に非破壊検査に強みを持った企業として実績を積み重ね、1986年の設立以来、社会インフラの安心・安全に貢献してきました。
非破壊検査における専門性
高速道路や橋梁などの大型インフラは、老朽化や損傷のリスクが年々増加しております。構造総合技術研究所は、非破壊検査を中心とした調査方法を用いることで、構造物の状態を正確に把握し、必要な補修や補強の提案を行ってきました。その豊富な経験と高度な技術を有することで、建築・土木分野の発展に寄与しております。
今後の展望
今回の子会社化により、ERIホールディングスは建築検査の技術力と非破壊検査技術の融合を図り、さらなる市場拡大と技術革新を目指す見込みです。今後は建築・土木分野の検査・診断において、より包括的なサービスの提供が期待されます。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手から一切手数料をいただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることを強みとしております。経験豊富なスタッフが、さまざまな業種・規模のM&A支援を行い、売り手様にとって最適な譲渡スキームを提案いたします。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。