EPSホールディングス、往来技術を完全子会社化
EPSホールディングスは、医薬ITサービスを手がける往来技術(東京都文京区。売上高8億2800万円、営業利益△400万円、純資産1億3700万円)を株式交換により完全子会社化することを決議いたしました。今回の子会社化により、EPSとしては臨床研究ビジネスやPMS(製造販売後調査)ビジネスをさらに拡大させるねらいがございます。
株式交換の背景と目的
EPSは往来技術をグループに取り込むことで、医療・医薬領域のITサービスに強みを持つ往来技術との連携を強化し、事業拡大につなげる考えです。特に、臨床研究やPMS(製造販売後調査)においては、ITの利活用が欠かせないため、往来技術のノウハウが重要となります。
株式交換比率と実行日
株式交換比率は「EPS1:往来技術321」で、往来技術1株につきEPS株321株を割り当てることと決定されております。実行日は2018年11月1日とされており、これによりEPSの傘下に往来技術が完全に入ることになります。
往来技術の沿革
往来技術は2001年にIT受託開発を目的として、EPSホールディングス、キーウェアソリューション、カイカが共同出資し設立されました。その後、2007年にはEPSが持ち株比率を90%に高め、子会社化された経緯がございます。ところが、往来技術社長である宋軍波氏による経営権取得を経て、EPSグループから独立するなど、変遷をたどってまいりました。
株式会社M&A Doについて
株式会社M&A Doは、売り手様から手数料を一切いただかないことを特長とし、譲渡後の資産を最大化するお手伝いをさせていただいております。M&Aに関する豊富な知見を活かし、売り手様に寄り添ったサポート体制を整えておりますので、安心してご相談いただけます。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。