ENEOSホールディングスは、米金融大手ゴールドマン・サックス傘下の再生可能エネルギー発電大手、ジャパン・リニューアブル・エナジーの全株式を約2000億円で取得し、子会社化することを発表した。JREは太陽光を中心に陸上風力、バイオマスの再エネ発電事業を展開し、運転中の再エネ発電容量は約37.9万キロワットである。ENEOSは2022年度末までに国内外での再生可能エネルギー事業の発電容量を100万キロワット超に拡大することを目指しており、脱炭素化の取り組みを加速する。M&Aアドバイザーとしては、ENEOSが再生可能エネルギー事業に注力することで、環境問題に対する社会的責任を果たし、持続可能なビジネスモデルを構築することができると考えられる。