ENECHANGEが、不動産分野の法人顧客向け電力切り替えサービスを手がけるオーベラス・ジャパンの全株式を取得し、子会社化することを決めた。取得価額は約3億5800万円で、取得予定日は2021年11月1日。オーベラス・ジャパンはJ-REITや不動産ファンドの運用会社を主要顧客とする。ENECHANGEは家庭向けや法人向けに電力・ガスの最適な選択をサポートする「エネルギープラットフォーム事業」を主力とする。会員制不動産事業は分社し、子会社化には含まれない。

M&Aアドバイザーとしてのコメント:ENECHANGEは、オーベラス・ジャパンの取得により、法人向け電力切り替えサービスの強化を図り、不動産分野における事業拡大を目指すことができる。また、オーベラス・ジャパンの主要顧客であるJ-REITや不動産ファンドとの関係強化も期待される。