ENECHANGEが、不動産分野の法人顧客向け電力切り替えサービスを手がけるオーベラス・ジャパンの全株式を取得し、子会社化することを決めた。取得価額は約3億5800万円で、取得予定日は2021年11月1日。オーベラス・ジャパンはJ-REITや不動産ファンドの運用会社を主要顧客とする。ENECHANGEは家庭向けや法人向けに電力・ガスの最適な選択をサポートする「エネルギープラットフォーム事業」を主力とする。会員制不動産事業は分社し、子会社化には含まれない。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:ENECHANGEは、オーベラス・ジャパンの取得により、法人向け電力切り替えサービスの強化を図り、不動産分野における事業拡大を目指すことができる。また、オーベラス・ジャパンの主要顧客であるJ-REITや不動産ファンドとの関係強化も期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。