EMCOMホールディングスによる事業譲渡の概要
EMCOMホールディングスは、子会社であるEMCOM証券(大阪市)が手掛けるFX(外国為替証拠金取引)事業と有価証券関連事業を、トレイダーズ証券(東京都港区)へ譲渡することを決議いたしました。本譲渡は、EMCOM証券を分割会社、トレイダーズ証券を承継会社とする吸収分割方式によって行われます。
譲渡対象事業の売上高
FX事業の売上高は59億1000万円、証券事業は1億2600万円となっております。EMCOMホールディングスはグループ全体の資金効率および財務リスク管理を最適化し、経営資源の効率的な配分を図るために今回の譲渡を決定いたしました。
レベニューシェア方式による協議
EMCOMホールディングスは、レベニューシェア方式によるOTC-FX取引サービス「TRADERS FX」や取引所-FX(くりっく365)の「TRADERS 365」を提供しているトレイダーズ証券と協議を重ね、本事業譲渡について合意に至りました。
譲渡の背景と判断理由
本譲渡により、両社の経営資源の相互補完や事業規模の拡大が期待できると判断し、最終的に譲渡価額を0円とすることで合意いたしました。譲渡予定日は2010年7月20日です。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることを強みとしております。M&Aに関するご相談やサポートにおいて、豊富な実績と専門知識で安心してお任せいただけます。ぜひ一度お問い合わせくださいませ。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。