DTSによる東北システムズ・サポートの子会社化決定

DTSは、システム開発の東北システムズ・サポート(以下、TSSとします)の全株式(種類株式を含む)を取得し、子会社化することを決定いたしました。TSSは仙台市に本社を置き、売上高は28億8000万円、営業利益1億8200万円、純資産12億4000万円という実績を有します。

今回のM&Aの背景

近年、大規模な情報システム案件の開発や運用の一部を地方企業に外注するニアショア開発のニーズが高まっています。DTSは、このような需要の増加を受け、東北エリアでの開発体制を強化するためにTSSの子会社化を行うことになりました。

取得の概要

TSSは1976年に設立され、仙台市と盛岡市に開発拠点を置いています。取得価額は非公表とされており、取得予定日は2024年3月1日と発表されています。

東北システムズ・サポートの特徴

東北システムズ・サポートは、長年にわたり東北の地でシステム開発・運用を担ってきた会社です。地元に根差した技術力を活かし、大規模案件にも柔軟に対応する開発体制を整えています。

地域密着型の開発力

仙台市、盛岡市を中心とした幅広いネットワークを活かし、地域経済や文化的背景に精通したメンバーが、きめ細やかなサービスを提供しています。

DTSとの相乗効果

DTSは豊富な実績とノウハウを活かしてシステム開発をリードしてきました。今回の子会社化により、DTSの技術力とTSSの地域密着型開発力が結びつき、新たなサービス拡充や高速な開発体制の確立が期待されます。

今後の見通し

ニアショア開発を含む国内企業の開発ニーズが増え続ける中、東北地域を拠点とするTSSのシェア拡大が見込まれます。DTSによるTSS子会社化により、今後は更なる成長を目指し、双方が保有するリソースを最大限に活用することで新たなシナジーを生み出していくでしょう。

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