DM三井製糖ホールディングスによる関門製糖の完全子会社化について
DM三井製糖ホールディングスは、傘下の大日本明治製糖(東京都千代田区)を通じて、持ち分法適用関連会社である関門製糖(北九州市)の株式を追加取得し、完全子会社化することを決定いたしました。これにより、日本甜菜製糖との折半出資状態から、DM三井製糖ホールディングスの持ち株比率を100%とする方針です。
日本甜菜製糖から50%の株式を取得
関門製糖は、売上高29億1000万円、営業利益9000万円、純資産17億9000万円の企業です。DM三井製糖は日本甜菜製糖から株式50%を取得することで、関門製糖の完全子会社化を進めます。資本業務提携に基づき、両社は効率的な生産体制の構築について協議を進めてきたとのことです。
取得価額と取得予定日について
取得価額は7億7600万円が予定されており、取得予定日は2021年9月30日とされています。これに伴い、関門製糖の経営権はDM三井製糖ホールディングス側へと移行し、日本甜菜製糖は出資からは撤退することになります。
製造委託の継続
日本甜菜製糖はこれまで関門製糖に精製糖の製造を委託していましたが、今回の譲渡後も大日本明治製糖を通じて関門製糖への製造委託を継続する見通しです。これにより、取引関係は維持される形となります。
株式会社M&A Doについて
株式会社M&A Doは、売り手から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できる点が強みです。M&Aのプロフェッショナルとして、一件一件に丁寧に対応し、円滑な事業承継と資産の最適化をサポートいたします。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。