放電精密加工研究所は、アルミ押出用金型製造のタイ合弁会社KYODO DIE-WORKS(KDT)の株式を追加取得して子会社化することを決めた。取得価額は1300万円で、取得予定日は2020年1月24日。経営のスピードを速めるため、今後は社長を派遣するなど経営資源を投入し、業績拡大を目指す。
【M&Aアドバイザーのコメント】
放電精密加工研究所のKDT株式追加取得による子会社化は、自社製品の拡販による業績拡大を目指す戦略の一環としてのM&Aである。今後は、経営資源の投入による経営の強化が求められる。また、タイ市場における競合環境や政治情勢にも注意が必要である。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。