DCMホールディングスによるサンワドーの完全子会社化
DCMホールディングスは2015年7月1日付で、株式交換によりサンワドーを完全子会社化すると発表しました。株式交換により、サンワドーはDCMグループの一員となり、これまでホームセンターと食品を融合したスーパーセンターを展開してきたサンワドーの事業形態やノウハウを取り込むことで、DCMはさらなる顧客層の拡大を目指します。
DCMホールディングスの概要
DCMホールディングスは2006年に設立されました。国内最大のホームセンターグループとして36都道府県に559店舗(2015年2月末日現在)を展開し、PB(プライベートブランド)商品を中心とした多彩なホームセンター商材を提供しています。
サンワドーの特徴
サンワドーは1966年創業で、青森県を地盤に食料品とホームセンターを融合したスーパーセンター事業を展開しています。今回の株式交換に伴い、ジャスダック市場への上場は廃止されることになりました。
株式交換による相乗効果
サンワドーがDCMの傘下に入ることで、DCMのPB商品の調達力やグループ内で培われてきた店舗運営技術を活用できる利点があります。一方でDCMにとっては、サンワドーのスーパーセンター形態が新たな顧客層を取り込むきっかけとなり、さらなる事業拡大が期待できます。
株式交換比率
株式交換比率は「DCMホールディングス:サンワドー=1:0.9」とされ、サンワドーの株式1株に対してDCMの株式0.9株が割り当てられます。
株式会社M&A Doのご紹介
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株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。