CBグループマネジメントは、家庭紙の卸売事業を手がける子会社のカルタスの全株式をセンコーグループホールディングスに譲渡することを決定した。家庭紙卸売業界の収益確保が厳しい状況にあるためとされる。譲渡価額は非公表で、譲渡予定日は2022年1月31日となっている。センコーグループホールディングスは既に家庭紙卸売業のアスト、アズフィットを子会社として持っている。
【M&Aアドバイザーのコメント】
家庭紙卸売業界は厳しい状況が続いており、業界再編が進む中で今回の譲渡は、業界の競争力強化につながると考えられる。今後は、センコーグループホールディングスが、アスト、アズフィット、カルタスの3社を統合し、効率的な事業運営を図ることが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。