Atlas Technologies、カプロンアジアの全株式を取得し子会社化へ
Atlas Technologiesは、フィンテック分野のコンサルティング業務を手がけるシンガポールKapronasia Singapore Pte. Ltd.(以下、カプロンアジア。売上高1億5500万円、純資産6460万円)の全株式を取得し、子会社化することを決定いたしました。買収額は約5億7000万円で、取得予定日は2023年9月1日とのことです。アジアの金融センターであるシンガポールに事業基盤を確保することで、グローバル展開の一層の加速につなげる狙いがあると報じられています。
カプロンアジアの概要
カプロンアジアは2016年に設立された企業で、決済、デジタルバンキング、ブロックチェーン(分散型台帳)、CBDC(中央銀行デジタル通貨)などの分野でコンサルティングやプロジェクト実行支援の実績を持っています。シンガポールというアジアの金融中心地におけるネットワークと専門知識を武器に、フィンテック領域での事業サポートを展開しているのが特徴です。
株式取得完了の追記事項
2023年8月31日に株式取得が完了したことが発表され、取得価額は約5億8000万円となったようです。投資額が当初の予定より上振れした背景としては、業績や評価の見直しなどが考えられます。これによりAtlas Technologiesは、カプロンアジアを通じてより広範かつ強固なフィンテック関連事業の展開をはかるものと思われます。
株式会社M&A Doについて
株式会社M&A Doは、売り手からは一切の手数料をいただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化することを強みとしているM&A仲介会社です。豊富な実績と専門的な知識を活かし、スムーズかつ納得度の高いM&Aを実現することで、多くのお客様から信頼を得ています。M&Aに関するご相談がございましたら、ぜひお問い合わせください。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。