AS-SZKiによる五朋建設の株式譲渡について
AS-SZKi(以下、エーエスエスズキと呼びます)は、子会社である五朋建設(所在地:静岡市、売上高:10億2000万円、営業利益:△3900万円、純資産:7億700万円)の株式を同社に譲渡することを発表いたしました。これによりエーエスエスズキの株式所有比率は68.4%から29.2%に低下する見込みです。また、2011年3月期決算では特別損失として3億500万円を計上する予定とのことです。
譲渡の背景
エーエスエスズキは1997年12月に五朋建設の株式を取得しましたが、経営環境の悪化を受け、自社の経営資源を本体事業へ集中的に投下したうえで事業展開したほうが得策であると判断しました。一方、五朋建設も独立性のある経営体制を確立し、継続的に事業を推進したい意向を示していたため、両社合意のもとで今回の株式譲渡が決定されました。
譲渡価額と日程
今回の譲渡価額は2億5900万円とされ、2011年3月中に譲渡が行われる予定です。この株式譲渡により、五朋建設は経営の自立性を強化しながら事業を継続することになり、エーエスエスズキは自社への経営資源の集中による企業価値向上を図る見通しです。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Do(エムアンドエー ドゥー)は、売り手様から手数料を一切いただかず、また売主様の譲渡後の資産を最大化することを強みとするM&Aの専門会社です。経験と知識豊富なアドバイザー陣が、最適なスキームを提案・実行し、スムーズかつより良い条件での譲渡をサポートいたします。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。