AOI Pro.とティー・ワイ・オーの経営統合について
AOI Pro.とティー・ワイ・オーは、2017年1月4日に経営統合を行うと発表いたしました。両社は共同持ち株会社を設立し、その傘下に両社を置く形で統合を進める方針です。テレビCM制作大手として高い実績を持つ両社が統合することにより、経営資源の効率的な配分を実現し、インターネットやモバイルなどデジタルメディアの多様化への対応強化を図るとされています。
統合の背景
デジタルメディアやIT技術の進化、スマートフォンやタブレット端末など多様化するデバイスに対し、それぞれが培ってきたノウハウを集中させることが目的です。両社の直近の売上高は、AOI Pro.が320億円、ティー・ワイ・オーが283億円。近年は両社ともアジアに拠点を構え、海外における事業拡大にも力を注いでおり、経営統合により映像を主とする広告関連サービス会社として、国内外でさらに首位を目指すとされています。
上場廃止と共同持ち株会社の上場
本統合に伴い、両社は2016年12月28日に上場廃止となり、2017年1月4日に新たに設立される共同持ち株会社が上場する予定です。経営統合後は相乗効果の高いビジネス展開が期待されるとともに、海外でのさらなる事業拡大も視野に入れています。
追記事項
2016年7月29日に発表された内容によると、共同持ち株会社の商号は「AOI TYO Holdings」(東京都港区)となります。株式移転比率はティー・ワイ・オー 0.18:AOI Pro. 1で、ティー・ワイ・オーの普通株式1株につき共同持ち株会社の0.18株、AOI Pro.の1株につき共同持ち株会社の1株が割り当てられるとのことです。
株式会社M&A Doのご紹介
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株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。