ANAPがエステ・リラクゼーション事業を取得へ
取得の概要
ANAPは、TLC(東京都渋谷区)が手がけるエステ・リラクゼーションサロン事業を取得することを決定いたしました。経営再建に向けて収益基盤を強化することを目的としており、エステサロン「エルセーヌ」事業(24店舗)とリラクゼーションサロン「リフレーヌ」事業(20店舗)が取得対象となっております。なお、取得価額は未確定で、取得予定は2025年7月上旬となっております。
ANAPの経営再建の背景
ANAPは主力とする女性向け衣料品販売が低迷しており、業績が悪化しておりました。今年7月には、私的整理の一種である事業再生ADR(裁判外紛争解決手続き)に基づく事業再生計画が成立し、経営立て直しに着手いたしました。その後、11月には資本増強を完了し、上場維持の前提となる債務超過解消にめどをつけることができました。
事業取得の狙い
ANAPにとっては、本業である婦人服販売の収益減少の補填と、新たな収益源の確保が経営再建の大きな課題となっています。今回のエステ・リラクゼーションサロン事業取得によって、安定的な収益基盤を整え、再建計画の達成を図る狙いがあります。
株式会社M&A Doについて
株式会社M&A Doは、売り手から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることを強みとしております。M&Aの専門家として、企業のニーズに合わせた最適なサポートを提供しています。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。