AKIBAホールディングスがシーアールボックスを子会社化
AKIBAホールディングスは、傘下企業を通じて各種マイコンユニットや電源モジュールなどの電子回路を開発・製造するシーアールボックス(東京都八王子市)の株式52.9%を取得し、子会社化することを決定しました。シーアールボックスの実質的な完全子会社化を目指し、新規顧客の開拓や調達力の強化につなげる方針です。
シーアールボックスの概要
シーアールボックスは業歴が50年以上に及び、産業機器や医療機器などで使われる電源ユニットのカスタム設計を得意としています。売上高は2億4200万円、営業利益は△1240万円、純資産は1億9600万円という実績を持ち、長年培ってきた技術力を強みにビジネスを展開しています。
取得価額と日程
取得価額は非公表ですが、株式取得の予定日は2021年10月15日です。取得割合は52.9%とされており、残り47.1%はシーアールボックスの自己株式であるため、実質的に100%子会社化される予定です。
株式取得の狙い
AKIBAホールディングスがシーアールボックスを子会社化する狙いとしては、新たな顧客を獲得することでさらなる事業拡大を図るとともに、調達力を強化してコストメリットを得ることが挙げられます。シーアールボックスの長年の技術力と顧客基盤を活用し、グループ全体でさまざまなシナジー効果を生み出す計画です。
株式会社M&A Doのご紹介
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株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。