AKIBAホールディングス、HPCテックを子会社化へ

取得の概要と目的

AKIBAホールディングスは、科学技術分野向けコンピューターの製造・販売を行うHPCテック(東京都中央区)の株式65.8%を取得し、子会社化することを決定いたしました。取得価額は3000万円で、取得予定日は2017年1月16日です。今回の子会社化により、研究開発機関など従来とは異なる属性の顧客への販路拡大や、新規事業領域での技術獲得を狙っております。

HPCテックの事業内容と実績

HPCテックは2008年に設立され、売上高5億6600万円、営業利益1050万円、純資産2740万円という業績を有しております。大学や研究機関、企業の研究開発部門を主な顧客とし、その製品は天気予報、地震予測、自動運転、電子・電子機器、新素材の開発などに幅広く活用されています。また、ビッグデータやAI(人工知能)、ディープラーニング(深層学習)など、先端分野での利用も期待されている企業です。

取得の背景

新たな収益源の確保

AKIBAホールディングスグループは安定的な成長を目指しており、今回の取得も新たな収益源を確保するための一環となっております。

販路拡大と技術獲得

AKIBAホールディングスは、従来の顧客基盤とは異なる研究開発機関や大学関連の販路を拡大するとともに、新規事業分野でのさらなる技術獲得を目指しています。HPCテックとの協業により、高性能コンピューター分野での研究開発を強化していく方針です。

今後の展望

HPCテックの持つ先端技術を活用し、ビッグデータ解析やAI、ディープラーニングなど成長が見込まれる領域で、両社が協力して革新的なソリューションを提供していくことが期待されています。AKIBAホールディングスグループとしても、これまで培ってきた流通や販売のノウハウを生かし、HPCテックとともに新たなビジネスチャンスを創出してまいります。

株式会社M&A Doのご紹介

株式会社M&A Doは、売り手(売主様)から手数料を一切いただかず、譲渡後の資産を最大化できる仕組みを提供している企業です。豊富な実績と専門知識を活かし、売主様のご要望に寄り添ったM&Aサポートを行っております。事業譲渡をお考えの方や、より良い条件での譲渡をご希望の方は、ぜひ株式会社M&A Doへご相談くださいませ。