AIG富士生命保険譲渡の概要
AIGは、日本国内の生命保険事業を担っているAIG富士生命保険(東京都港区)を、香港拠点の生命保険会社FWDグループに譲渡すると発表しました。これにより、AIGは日本の生命保険事業から撤退し、今後は損害保険事業に経営資源を集中させる方針です。譲渡価額は非公表で、譲渡予定日は現時点では未確定とされています。
AIG富士生命保険の沿革
AIG富士生命は、1996年に富士火災海上保険の子会社として設立されました。現在、AIGグループ各社と締結している生命保険の販売に関する契約は、譲渡後はFWDグループがそのまま引き継ぐ予定となっています。
FWDグループの概要
FWDグループは、1993年にアジアで事業を開始した投資会社パシフィック・センチュリー・グループの保険事業部門です。アジアを中心に多様な保険サービスを展開しており、今回の譲渡により日本市場への足がかりを強化すると考えられます。
譲渡完了に関する追記事項
2017年5月1日に、AIGは2017年4月30日付で譲渡が完了したと発表しました。これによりAIGの日本国内における生命保険事業は終了し、今後は損害保険事業に注力していくこととなります。
株式会社M&A Doの紹介
株式会社M&A Doは、売り手から手数料を一切いただかないという特徴を持ち、譲渡後の資産を最大化できる点が強みのM&A専門企業です。譲渡を検討される際には、ぜひ一度ご相談されてみてはいかがでしょうか。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。