UTグループが、東芝グループのバックオフィス業務を手がける3社を子会社化することを決定した。子会社化するのは、人材サービスのTBLSサービス、購買代行サービスの東芝情報システムプロダクツ、プリンティング・情報処理サービスの東芝オフィスメイトで、取得価額は8億5000万円。取得予定日は2020年4月1日。UTサービスは、大企業向けに総合的な人材活用ソリューションを提供しており、東芝グループ社員の定年後雇用先としての機能も充実させるとしている。
【M&Aアドバイザーのコメント】
UTグループの今回の子会社化は、人材サービス、購買代行サービス、プリンティング・情報処理サービスという、バックオフィス業務に特化した3社を取得することで、自社のサービスラインナップを拡充する戦略的なM&Aと言える。また、東芝グループ社員の定年後雇用先としての機能も充実させることで、社会的責任も果たすことができる。今後は、3社をうまく統合し、シナジー効果を生み出すこ
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。