UACJは、中国でアルミ押出製品を製造する子会社の株式60%を中信渤海アルミと中信ダイカスタルに譲渡することを決めた。目的は構造改革の一環で、合弁運営に切り換えること。譲渡価額や譲渡予定日は非公表。UACJは2005年にUEXTJを設立し、自動車熱交換器用アルミ押出形材の製造・販売を目的にしていた。中信渤海アルミと中信ダイカスタルは、2019年に自動車向けアルミニウム部品を共同で製造・販売する関係にある。

M&Aアドバイザーとしてのコメント:UACJのこの決定は、中国市場における自動車向けアルミニウム部品の需要が高まっていることを反映している。中信渤海アルミと中信ダイカスタルとの合弁運営により、UACJは中国市場での競争力を強化することができると考えられる。