TOKAIホールディングスは、木材チップ製造や産業廃棄物処理を手がけるウッドリサイクルを子会社化することを決定した。これは、同社が2021年に策定した脱炭素化計画の一環であり、木材チップを活用した発電事業への展開も視野に入れている。取得価額や取得予定日は非公表。ウッドリサイクルは1996年に設立され、産業廃棄物や一般廃棄物の受け入れ・中間処理を行うほか、木質バイオマス発電に使われる木材チップを製造している。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:TOKAIホールディングスのウッドリサイクル子会社化は、同社の脱炭素化計画に基づく重要な一手である。木材チップを活用した発電事業への展開も視野に入れており、今後の同社の成長に期待が持てる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。