TOKAIホールディングスは、CATV事業子会社のTOKAIケーブルネットワークを通じて、静岡県のシオヤが手がけるCATV事業を取得することを決めた。シオヤは静岡県の一部地域を放送提供エリアとしている。取得後は、積極的な設備投資を行い、トリプルプレイサービスや4K、5K放送といった放送高度化への対応を実現する予定。取得価額は非公表で、取得予定日は2019年10月1日となっている。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:TOKAIホールディングスは、静岡県を中心に展開するCATV事業において、シオヤの取得により事業拡大を図ることができる。今後、放送高度化に対応するための設備投資が必要となるが、TOKAIホールディングスはその点にも注力し、顧客満足度の向上につなげることができると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。