T&K TOKAは、英投資ファンドのNAVF、マイケル・ワン・サウザンド・ナイン・ハンドレッド・トゥエンティ・ファイブ・エルエルシー、Hikari Acquisitionから株式公開買い付け(TOB)を受けることになった。TOBの上限は491万1564株で、買い付け期間は1月10日から2月20日まで。買い付け価格は1株1300円で、取得総額は約63億8500万円になる見込み。T&K TOKAは、TOBに対する態度を留保しており、公開買付届出書等の内容を精査した上で見解を公表するとしている。M&Aアドバイザーとしては、今後のTOBの進展に注目し、買い付け価格が適正かどうかを見極める必要がある。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。