TISは、モバイル決済に関するソフト・サービス開発の米Sequent Softwareの株式を追加取得し、子会社化することを決定した。取得価額は約2600万ドルで、取得予定日は2020年1月31日。Sequentはフィンテック企業で、各種モバイル決済で利用可能なトークナイゼーション技術を持つ。TISは2017年に同社と資本・業務提携し、協業を進めてきた。M&Aアドバイザーとしては、TISがモバイル決済市場において強力な地位を築くために、Sequentの技術力を取り込むことが重要であると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。