TISは、システム開発子会社の中央システムの全株式を国内投資ファンドのベーシック・キャピタル・マネジメントに譲渡することを決定した。譲渡価格は非公表で、譲渡予定日は2021年11月18日。この構造転換は、ビジネス革新と市場創造を目指す「グループビジョン2026」の推進に向けたものである。
M&Aアドバイザーのコメント:TISのグループビジョン2026の推進に向けた構造転換の一環として、中央システムの譲渡が決定されたことは、同社の戦略的な判断として理解できる。今後は、譲渡先のベーシック・キャピタル・マネジメントが中央システムをどのように展開していくかが注目される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。