大成ラミックは、マレーシア子会社の株式80.2%を現地のストレッチフィルム製造会社に譲渡することを決定した。譲渡価額は19億7900万円で、譲渡予定日は2022年9月30日。現地調達体制への移行に伴い、販売子会社を新設する予定。M&Aアドバイザーとしては、ASEAN戦略の転換に伴い、現地調達に切り替えることで、市場ニーズに合わせた効率的な生産体制を構築することが重要であると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。