スター精密は、タイで精密加工部品の製造を手がける子会社SMPTの全株式を譲渡した。SMPTはHDD部品を主力製品としていたが、市場縮小により業績が停滞していたため、事業の立て直しは困難と判断し、海外生産拠点再編の一環として売却することにした。譲渡先と価格は非公表で、譲渡日は2018年9月28日である。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:スター精密は、市場縮小により業績が停滞していた子会社を売却することで、海外生産拠点再編を進めることができる。今後は、新たな事業展開に注力することで、グローバルな競争力を高めることが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。