エムスリーは、医療分野向けデータベース事業を手がける日本アルトマークの全株式を取得し、子会社化することを決定した。日本アルトマークは、約250の医療関連企業や行政機関にメディカルデータベースに関するサービスを提供しており、両社のサービスを連携させ、製薬業界向けマーケティング支援サービスの拡充につなげることが目的とされている。取得価額は66億1000万円で、取得予定日は2019年4月1日となっている。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:エムスリーの日本アルトマークの買収は、医療分野におけるデータベース事業の拡大に向けた重要な一歩である。両社のサービスを統合することで、製薬業界向けのマーケティング支援サービスの拡充が期待される。また、治験分野でもシナジーを生み出すことができると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。