明治ホールディングスは、医療用医薬品子会社のMeiji Seikaファルマが手がける農薬事業を三井化学アグロに約422億円で譲渡することを決めた。譲渡予定日は2022年1月4日で、農薬事業は新会社に承継される。三井化学アグロは農薬・肥料、非農業用殺虫剤などを製造販売する。M&Aアドバイザーとしては、明治ホールディングスが医療用医薬品事業に経営資源を集中することで、事業の強化と新薬の創出につながると考えられる。また、三井化学アグロにとっては、農薬事業の拡大につながると見られる。