LIXILは、100%子会社のジャパンホームシールドの全株式を投資会社のみずほキャピタルパートナーズに譲渡することを決めた。ジャパンホームシールドは地盤調査・建物検査を手がけ、LIXILは経営効率を高めるため、基幹事業に経営資源を集中させる方針。譲渡価額は非公表で、2021年2月に譲渡予定。M&Aアドバイザーとしては、LIXILの経営効率向上に向けた戦略の一環として、今回の決定は合理的であると評価できる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。