KeyHolderがSEIRYUの映像制作経理事業を取得
KeyHolderは傘下企業を通じて、SEIRYU(東京都世田谷区)から映像制作に関する経理事業を取得することを決定しました。今回の取得対象である経理業務は、海外で業界標準となっているものの、国内ではまだ少数にとどまっている映像制作の予算管理に特化した内容です。
映像制作の予算管理に特化した経理の強み
SEIRYUは、国内の映像制作においては珍しい、海外で一般的になっている予算管理・会計処理に特化したサービスを提供してきました。このノウハウを取得することで、KeyHolderは国内向け映像制作市場をさらに強化するとともに、外資系大手配信サービスをはじめとする多方面でのシェア獲得を目指しています。
事業の直近業績と取得情報
事業の売上高と営業利益
取得対象となる事業の直近業績は、売上高1億2900万円、営業利益400万円です。この数字からも、映像制作の分野で一定の成果を上げていることがうかがえます。
取得価額と日程
SEIRYUは2021年4月に設立された比較的新しい企業ですが、海外の手法をいち早く取り入れることで注目を集めてきました。取得価額は非公表となっており、取得予定日は2023年5月1日です。
今後の展開
KeyHolderは国内における映像制作事業の展開と並行し、外資系大手配信サービスでのシェア拡大に向けて新たな体制づくりを進めています。本事業取得によって、映像制作における予算管理や経理面の強化が期待され、さらなる成長の足掛かりとなるでしょう。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることを強みとしているM&A支援企業です。豊富なノウハウとネットワークを活かし、売主様にとって最適な条件での譲渡をお手伝いしています。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。